窓からの侵入を防げ!一階の窓におすすめの防犯グッズ

平成25年の警視庁の集計によると、一戸建ての場合の空き巣の侵入経路は、ガラス破りが60.1%となっています。(平成25年中の侵入窃盗(空き巣)の傾向
一階の窓は、泥棒にとって格好の入り口です。二階のベランダなども侵入経路になるので、すべての窓に防犯対策をしておきましょう。
大きな窓

すぐにできる防犯対策

確実にカギを閉める
二階や三階だと、意外と気を抜いてしまうもの。窓を閉めるときは必ずカギをしめましょう。面格子も防犯にはなりません。10秒ほどで外せる上に、開いていることも多いので、むしろ狙われてしまいます。せめて格子を止めているネジ山をつぶしておくと少しは時間が稼げます。

外出時にはシャッター・雨戸を閉める
ちょっと近くのコンビニへ行くだけで、わざわざすべての窓を閉めるのは確かに面倒です。それでも、シャッター・雨戸がある家は閉めたほうが安全です。

部屋の灯りを付けたまま出かける
暗い部屋は、誰もいない合図です。あえて電気を点けておいたり、カーテンを少し開けておくなどして、誰かがいるように装うのも有効です。夜になると時間で点灯するLEDの灯りもあります。ダイソーには、暗くなると自動点灯するLEDのナイトライトが300円で売っています。

手軽な防犯グッズ

サッシ用補助錠
窓枠にはめ込んで、つまみ部分を回して突っ張ることでロックをかけるもの。つまみがカギになっているものも。無いよりはいいといったレベル。今は100円ショップでも購入できます。

窓用防犯アラーム
窓が割られたときの振動などに反応するアラーム。窓が開けられたときや、音、光、人間に反応するものも。開閉に反応する物は100円ショップでも入手できます。
窓を開けるときはスイッチを切るのを忘れずに。うっかりすると、けっこう音が大きいので近所迷惑になります。

防犯フィルム
空き巣は、窓鍵(クレセント鍵)の近くをドライバーなどで素早く割ります。この部分に防犯フィルムを貼ることで、ある程度予防できます。
100円ショップでも購入できますが、専門家はメーカー品を推奨しています。自分で貼る場合は、気泡が入るとその部分が弱くなってしまうので注意。紫外線で経年劣化するため、2~3年での貼り替えがベストです。

ちょっと手のかかる防犯対策

防犯砂利を敷く
踏むと音の鳴る砂利は、防犯効果があります。窓の近くに敷いておくといいでしょう。しっかり除草、防草シートを固定してから敷くのがポイントです。
ホームセンターでも売っていますし、ALSOKのALSOK音砂利もテレビなどでよく紹介されています。

ALSOKが動画をアップしていました。

窓の外を明るくする
人感センサーを付けるのもひとつの方法ですが、ずっと明るい方が泥棒は嫌がります。夜になるとつくライトをつけましょう。
最近はLEDで電気代もそんなにかかりません。

防犯ガラスに変える
部分的にフィルムを貼っただけでは、バットなどで叩かれると一瞬で侵入されてしまいます。思い切って防犯ガラスに変えてもいいかもしれません。ちなみに、防火地域などで使われる網入りガラスは、ガラスが飛び散らないようにつくられたものです。つまりは割れやすさは通常のガラスと同じです。


どんなに防犯対策をしても、窓からの侵入を100%防ぐことはできません。では、何をしても意味が無いのかというと、そうではありません。侵入するまでに時間がかかると空き巣はあきらめるからです。
「あの家は止めておこう」そう思われる家づくりをしましょう。
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