カブトムシ・クワガタの捕まえ方《簡単な見つけ方》

カブトムシやクワガタの採取は、夏休みの思い出の定番です。採集スポットや、気を付けることなどを紹介します。
いろいろなカブトムシ
採れる時期・時間
7月の夜から明け方が良くみつかります。6月から8月が発生時期ですが、特に7月の中旬から8月上旬が狙い目です。
気象条件としては、雨上がりの晴れた日の夜がおすすめ。
ちいさなお子さんと行く場合には、昼間でもいいでしょう。もし採れなくてもいい思い出になります。セミを採っても楽しいですね。(飼うのはうるさいですが…)

場所
森林公園や林。山奥へ探しに行かないと見つけられないと思っているかもしれませんが、意外と森の奥よりも、日当たりの良い道路沿いなどの方が樹液が良く出ていてみつけやすいです。

集まる木の種類
葉っぱが細くとがっている針葉樹にはいません。葉っぱが平べったい広葉樹の林を探しましょう。
コナラ、クヌギ、栗の木など。樹液の出ている木をチェックしておきましょう。
木を厳密に見分けられなくても、どんぐりのなる木をみつければOKです。

灯りの近く
虫は灯りに集まります。カブトムシなども同様です。林の近くの外灯や自動販売機などの夜に明るく光る場所は要チェックポイント。

服装
長袖長ズボンなどで、肌の露出を避けた方がいいでしょう。白い服の方が蜂に狙われにくくなります。帽子をかぶり、首にタオルを巻きましょう。靴は履き慣れた歩きやすいものを。虫除けスプレーは、柑橘系などの甘い香りのものだと、蚊は避けても、蜂を呼び寄せてしまうので注意。
私は、登山中にまんまとスプレーした場所を地蜂に刺されました…

持ち物
懐中電灯は必須。できればヘッドライトがあると動きやすいです。最近はLEDで軽くて安いものも増えました。
虫取り網、虫かご、軍手、タオル、飲料水なども忘れずに。
虫かごは、蓋付きのプラスチックケースよりも、網状のタイプのものがおすすめです。カブトムシがしがみつくことが出来るので、ひっくり返って弱ることがないためです。
ピンセットがあると、木のすき間にいるコクワガタなども捕まえられます。

事前準備が大切です

いきなり夜に取りに行っても難しいでしょう。昼間のうちに下準備しておくと効率がいいです。
樹液のでている木の場所を覚えておきましょう。昼間はカナブンや蝶などが群がっているはずです。
迷わないように道も覚えておいて下さい。

トラップ
前もってトラップをしかけておくと、捕獲率が上がります。
最近注目されているのが、バナナトラップ。熟したバナナをビニール袋に入れ、焼酎をまぶし、二日間放置してできあがり。発酵してすごい匂いになります。ストッキングに入れて吊せば準備完了です。最低2時間経ってから見に行きましょう。
※しかけたトラップは必ず回収してください。蜂などを呼び寄せてしまうこともあるので、住宅街などに仕掛けるのは迷惑になるので止めましょう。

注意事項

明るくなると樹液にスズメバチがやってきます。みつけたら近づかないようにしましょう。
毒蛇(マムシ、ヤマカガシ)や、ムカデと出会うこともあります。登山靴や長靴など足首部分をカバーできる靴がおすすめです。
夜に子供たちだけで雑木林へ行くのは危険です。いわゆる不良がたまっていることも。

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