最強の部屋の暑さ対策!エアコン無しで涼しく過ごす工夫

部屋にエアコン(クーラー)が無い、節電でなるべく使いたくないという方はぜひご覧下さい。
風鈴

まずは、暑さ対策をいろいろと紹介

■ 蛍光灯や白熱灯を付けない
LED電球
蛍光灯もずっと点けておくと意外と熱くなります。できれば熱の少ないLEDライトに変えましょう。
白熱電球よりも蛍光灯の方がまだ熱くなりません。シャンデリアなどの電球は、LEDが予算的に難しいなら電球型の蛍光灯にしましょう。E-17の電球型蛍光灯は数百円で手に入ります。
ついでに電気代も下がって一石二鳥です。

■ 打ち水を撒く
打ち水
水をまくと気化熱で涼しくなります。庭が無いならベランダに撒きましょう。
一軒家の方は、雨水タンクを設置するといいでしょう。ガーデニングや非常用にも使えます。
マンションの方はお風呂の残り湯で。防水加工をしていないベランダの場合、階下に浸水する可能性があるので注意して下さい。

■ 霧吹きを活用
霧吹き
打ち水効果を狙って霧吹きで部屋の中を濡らすというツワモノも。網戸に吹きかけるのがいいでしょう。体に吹きかけてもいいですね。その場合は清潔な水を使うようにしましょう。
水を長い間入れたままにしていると、霧吹きの中に雑菌が繁殖します。冷蔵庫にしまうと雑菌の繁殖も抑えられ、冷たくなって一挙両得です。

■ 緑のカーテン
緑のカーテン
西日を防ぐのに最適。葉っぱには水分が含まれ、冷却効果もあるので、よしずやすだれよりも涼しくなります。ゴーヤを植えれば食べられて夏バテ解消にも。
育てる自信がない人は、造花のグリーンカーテンもあります。ポリエステルなどでできているので水をやる必要がありません。水分がないので本物より効果は落ちますが、虫などもつかないのが利点。

■ 断熱フィルム
窓に断熱フィルムを貼る
窓のガラスには断熱フィルムを貼るのもおすすめ。緑のカーテンが無理な窓でも大丈夫。
透明の断熱フィルムは高いですが、不透明の目隠しシートなら100円ショップなどでも手に入ります。
暗くなっても良いなら、銀の断熱シートで窓を塞いでしまっても効果があります。

■ 風の通り道
部屋のドアを開ける
部屋の中を風が通り抜けるようにしましょう。窓を二ヶ所開けて、片方に扇風機で風を外に逃がしてやると、もう一方から外気が入ってきます。
対角線になるように窓をあけると効果的です。台所の換気扇を回すのもいいですし、窓に付けるタイプの換気扇を導入してもいいでしょう。吸気と排気の両方ができるタイプがあります。

■ 凍らせたペットボトル
ペットボトル
いろいろ使えるペットボトル。扇風機の前に置いたり、ゆたんぽのように抱いて寝たり。保冷剤もいいですが、容量の大きなペットボトルの方が長持ちです。保冷効果のあるペットボトルホルダーに入れて使いましょう。
水は凍らせると膨張します。水を満杯に入れて凍らせると破裂してしまいます。1割くらい空けて凍らせましょう。

■ 音で涼しく(共感覚)
風鈴
音で涼をとるのは日本人ならではの文化です。すずしげな模様のガラスの風鈴はいかがでしょうか?
川のせせらぎなどの水の音や、木々のさざめく風の音などもいいですね。作業用BGMとして販売もされています。
ちなみに、風鈴を知らない外国人は、風鈴の音色を聞いても涼しく感じないそうです。

■ 見た目で涼しく(これも共感覚)
青い部屋
ブルー系の色は体感温度を3度下げるとも言われます。カーテンや布団のカバーなどを青系にしてみましょう。冷え性には赤いパンツがいいと言いますが、逆に青いパンツをはけば涼しくなるかも?
部屋の照明に青白いLEDを取り入れるのも効果があります。
清潔感や知性を引き出す色でもあります。

■ 体温を下げる食べ物
キュウリ
キュウリやナス、トマトなどの夏野菜は体温を下げてくれます。栄養たっぷりな野菜を食べておけば夏バテにも効果あり。
疲労回復効果の高いタコとキュウリとトマトでマリネにするのもおすすめです。
バナナも利用効果のあるカリウムを多く含んでいます。

■ ハッカ油はちょっと注意
ハッカ油
お風呂にハッカ油を2~3滴入れるというのもかなりスースーして涼しくなります。ですが、これは実際に体温が下がっているわけではありません。涼しさを感じる細胞を騙して、脳が涼しいと勘違いしているだけです。
なので、水分補給等を怠り熱中症になってしまう可能性があるので注意しましょう。
刺激もかなり強いので、原液が肌に付かないように気を付けてください。

また、猫は精油で中毒を引き起こす可能性があります。ネコ科の動物は、エッセンシャルオイルの成分をうまく代謝できず、腎臓や肝臓に異常を引き起こし、最悪の場合死亡してしまうこともあります。
そのため、猫ちゃんを飼っている方はハッカ油も使用するのは止めましょう。

最強に涼しくする方法は…濡らしたTシャツを着る!

Tシャツ濡らしたタオルを首に巻く人も多いでしょう。保冷剤を首に巻くグッズもありますよね。
そんなのじゃあ満足できないという人は、濡らしたTシャツをオススメします。

ドライテックなどの肌触りの良いTシャツを、濡らしてから良く絞ります。特に下の部分は良く絞らないと水がしたたってしまうので注意。
それを着て扇風機に当たると…寒いくらいです。お腹の弱い人は、お腹が冷えないようにその部分は濡らさない方がいいかもしれません。

乾く度に濡らすわけですが、生乾き状態になると雑菌が繁殖して臭くなることがあります。絨毯や布団に寝っ転がるのも止めた方がいいでしょう。

濡らす度にせっけんなどで軽く洗うと、雑菌の繁殖を抑えられます。

さらに涼しくなりたい人は
濡らしたTシャツを、冷蔵庫(冷凍庫)に入れておきましょう。着たときはひんやりパラダイスです!
二枚をローテーションするのもいいですね。

急な来客に対応できるよう、透け過ぎないメッシュ状の生地のシャツがいいでしょう。

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